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コーギーの子犬は可愛い悪魔!生半可な気持ちでお迎えすると生活が崩壊します。

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どうもこんにちは。犬と暮らす歴25年以上、コーギーをこよなく愛するドッグトレーナー(@corgi_lock)一心です。

コーギーの子犬はとても可愛いですよね。すぐにでもお迎えしたくなる気持ちよく分かります。でもコーギーを含め全ての子犬は可愛い顔をしたとんでもない悪魔。覚悟をしてお迎えしないと生活が崩壊してしまいます。

そして最悪の場合には、面倒が見切れずに放置して殺してしまったり、虐待行為に至ったり、保健所に連れて行ったりといった最悪の展開も十分に考えられます。

本記事では子犬と飼い主様が幸せな道を歩めるように『コーギーの子犬をお迎えするってリアルにどんなことなのか経験談を踏まえ徹底的に解説』していきます。

コーギーの子犬のお迎えを考えている方、ぜひ一度熟読ください。そして責任を持って育てていけるのか深く考えてみてください。

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コーギーを含め子犬のお世話はかなり大変なのが現実です!

子犬のお世話は正直に言うとかなり大変です。自分の赤ちゃんができたと思うくらいの覚悟でお迎えする必要があります。

コーギーの子犬は甘噛みするしかなり力も強い

個体差がありますが、コーギーの子犬は基本的にしっかりと甘噛みしてきます。元々コーギーは牧畜犬で家畜の踵(かかと)を噛むことでその役割を果たしてきました。

その為『コーギーという犬種は噛む犬種』であり、理性よりも本能が勝る子犬の時期にはしっかりと甘噛みをしてきます。特に生後3ヶ月〜4ヶ月くらいの頃は挨拶代わりに噛んできますし、乳歯は鋭く尖っているので引っかかる程度で出血を伴う傷になります。

6ヶ月を過ぎて永久歯に生え替わってくると徐々に甘噛みは落ち着いていきますが、しばらくは甘噛みは続くと思っておいた方が良いでしょう。想像を絶する甘噛みの酷さでノイローゼになる人も少なくはないはず。

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目を離すと全身汚物まみれなんてこと珍しくありません

子犬の時期は体が小さい為、排泄の我慢の限界が早く訪れます。その為、排泄をしっかり見届けて、処理してあげなければほんの一瞬の内に全身が汚物まみれなんてことも珍しくはありません。

ご飯を食べた後など、排泄が予想できる場合には片時も目を離さないように工夫する必要があります。一回全身が汚物まみれになってしまうと、シャワーとケージの掃除で1時間半くらいかかってしまいます。

排泄は寝静まった真夜中に行われることもあるので疲れて寝ているときに起こされる覚悟も必要です。夕方頃にご飯をあげて、寝るまでに排泄を済ませると、夜中に大惨事になることは減ります。

子犬の大きい方の排泄は体質や、与えているフードにもよりますが1日辺り10回近く排泄を行う場合もあります。その為、数時間以上の留守がある場合には子犬のお迎えはかなりキツいと思います。

今はペットシッターや子犬の幼稚園といったものがありますので、子犬のうちはそういったサービスを利用するのも良いかもしれません。

トイレの覚え方には結構な差があります

トイレの覚え方は同じ犬種でも結構な差があります。ペットショップやブリーダーからお迎えした時点で既にコツを掴んでいる子もいれば、年単位で中々覚えられない子もいます。

フローリングへのトイレであれば拭き取れば良いですが、布団やソファーなどへのトイレは結構大変です。布団はまだ洗えば良いですが、そんなに頻繁に洗えるようなものでもないですし、布製のソファーはもう染みたら対処のしようがありません。

地道にトイレを教えていく覚悟が必要です。トイレの失敗に対して叱ると、今度は隠れてトイレするようになり悪循環に。失敗したトイレは黙って片づけて、トイレが成功したときはおやつを与えて褒めると成功率が上がりやすいです。

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子犬は夜泣きします

意外と知られていませんが子犬は夜泣きします。しかも赤ちゃんの夜泣きに比べてだいぶ声が大きいので場合によっては近所迷惑になることもあるでしょう。

夜泣きする場合には原因を探って対策をする必要があります。うちのロックの場合には、生後3ヶ月〜6ヶ月は酷い夜泣きでした。一緒の部屋に寝ることで夜泣きは収まったのですが、それまでは2時間毎に夜泣きし僕はノイローゼになりました。仕事で疲れてるのに2時間毎に起こされるのはかなりしんどかったです。

1歳を過ぎた今では、同じ部屋で寝なくても大丈夫になりました。

順調に育っていたって本気で噛まれることはあります

甘噛みが収まってきていて「うちの子は大丈夫!」と思っていても、時と場合によっては本能的に本気で噛みつかれてしまうことがあります。本気噛みは甘噛みの比ではなく、大怪我に繋がる場合もあります。噛まれた場所が悪ければ死に至ることだってあるでしょう。

よくあるのが散歩中に危険なものを口に入れてしまい取りだそうとして本気噛みされてしまったというパターンです。本当によくあります。犬からしたら拾ったものは自分のものという認識なので、取られるのはイヤなわけです。

基本的に犬が本気で噛んでくるのには何かしらの理由があるので、しっかりと向き合って本気噛みしてこないように対処したりときには理解してあげる必要があります。

家具や電化製品は破壊されます

人間の子どもが好奇心旺盛なように子犬も好奇心旺盛です。とりあえず目に入るものなんでも噛んで遊べるか試してみます。そして噛み心地の良いものはずっと噛み続けて破壊します。

基本的には噛まれたくないものは子犬をお迎えする前に噛まれない場所へ移動します。叱ることでも対処できますが、成功体験を与える前に叱って止めることを繰り返さなければならないので難易度がとても高いです。

ワンちゃんと暮らす部屋は最初は何も置かない方が良いかもしれません。コンセント類は噛み心地が良いのか多くのワンちゃんが興味を示します。そして危ないので、絶対に噛める位置に置いてはいけません。

コーギーの子犬の散歩は結構大変です

街に出かければ優雅にワンちゃんの散歩をしている人を見かけることができるかもしれませんが・・・ワンちゃんの散歩はしつけができるまでは基本的にかなり大変です。

道ばたに何が落ちているか分からないですし、子犬はとにかく興味津々なのでタバコの吸い殻など食べてはいけないものを口に入れてしまうかもしれません。とにかく神経をすり減らします。

またコーギーは胴長短足という体型から、鼻や口と地面が近く人間が気づくよりも素早く危険物を口に入れてしまう可能性があります。

成犬にもなれば口に含んで良いものとそうでないものの区別がつくようになるので、ストレスは減りますが基本的に子犬の散歩は大変です。

子犬を育てるのには成犬以上にお金も多くかかります!

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意外と見落としがちなのが金銭面です。

ワクチンとその他医療費

子犬は生後3ヶ月まで1ヶ月毎にワクチン接種が必要になります。大体1回辺りのワクチンは診察料込みで8,000円〜10,000円です。そして4ヶ月目には狂犬病予防注射の必要があります。狂犬病予防注射の費用は3,000円〜4,000円くらい。ペットショップからお迎えの場合は無料になる場合もあります。

そして不定期に訪れるのが体調不良。子犬の体はまだ成犬に比べて弱いので体調不良が起きやすいです。特に散歩に出るようになると、外の細菌などの影響で体調不良が起きやすくなります。またケガや誤飲も増えてくるでしょう。

ちょっとした体調不良の診察でも10,000円を超えることは決して珍しくありません。『ケガをした場合には診断と処置で30,000円から、酷い場合には100,000円以上の費用』がかかる場合もあります。念のためにワンちゃんに使える貯金は500,000円以上は欲しいと思います。

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食費が成犬以上にかかります

子犬の食費は結構かかります。基本的にはプレミアムフードを与えることになるのですが『1ヶ月辺り12,000円くらい』は見積もっておいた方が良いです。

成犬になると体の成長が止まるので、食費は少しだけ抑えられます。うちのロックは子犬の時期は1ヶ月辺り大体12,000円でしたが、成犬になった今では1ヶ月辺り7,500円程度で済んでいます。

薬局などに行くと6.5kg辺り大体1,500円程度のドッグフードが売られていますが、格安ドッグフードは基本的に与えてはいけません。格安ドッグフードは犬の体にはあまり良くないものが含まれていることが多く、また使用されている家畜には大量の薬が投与されている可能性があります。

短期的な使用では大きな悪影響を与えることは少ないかもしれませんが、長期的に見た場合にはかなり危険なので使用は避けるべきです。寧ろ食費を抑えて『格安ドッグフードを与えるくらい金銭面が困っているのであれば、ワンちゃんのお迎えはやめた方が双方幸せ』だと思います。

【まとめ】大変な子犬の世話は愛情を育んでくれる!

【まとめ】大変な子犬の世話は愛情を育んでくれる!

子犬の世話はかなり大変です。お迎えを考えている方は『一度子犬を自分の赤ちゃんだと思って今の環境で赤ちゃんを満足に育てていくことができる状態なのか考えてみて』ください。

犬は一度不幸に陥ってしまうと自分から不幸を抜け出すことは基本的にできません。ですからお迎えする人間が不幸に陥らないように幸せで包み込んであげる必要があります。

軽い気持ちでお迎えするのは絶対にやめましょう。お迎えするのであれば真剣に考えてください。『犬の一生は短い。だからこそ1日1日を幸せで包めるように飼い主が責任を持つ必要』があります。

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