どうもこんにちは。犬と暮らす歴25年以上、コーギーをこよなく愛するドッグトレーナー(@corgi_lock)一心です。
家族のコーギーの為にペット保険に入っておいた方が良いか悩んでいる方、とっても多いのではないでしょうか。実際うちでもペット保険は必要ないと思いながらも考えを改めてペット保険に入ることにしました。
本記事ではなぜうちがペット保険に入ることにしたのか『コーギーに向いているペット保険はどこの会社のものなのか徹底的に解説』していきます。
コーギーのペット保険の加入に悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください!
本記事は実際に保険会社に問い合わせを行いコーギーに多い病気やケガが補償範囲内なのか調査し記事を作成しました。完全にコーギーの為のペット保険記事です!
ペット保険は基本的には必要ないと思う
うちでは基本的にはペット保険はいらないと考えていました。アニコムの1年間にペットにかけた費用項目のデータによると治療費には年間約60,000円ほどかかるそうです。
コーギーの寿命は大体13年と言われるので80万円前後の用意があれば保険に入らずとも事足りることになります。
またこのデータを見ると分かる通り治療費が大きく上がり始めるのは5歳以降の話で、5歳まではなんらかの病気になっても軽度の確率が高く50,000円以下で済むことになります。
ペット保険にかけたお金は基本的には戻ってこないことを考えると『5歳までにできるだけお金を貯金し、老後に備えていく方がメリットは大きい』といえるのではないでしょうか。
毎月5,000円ずつ貯金をしていけば13年で780,000円になるのでコーギーの一生分の治療費に近いお金は貯めることができます。
うちがペット保険に加入した理由は病院に通う頻度が想定よりも多かったから
ペット保険は基本的には必要ないと言っておきながらうちがペット保険に加入した理由は想定よりも病院に通う頻度が多かったからです。
- プラ性のおもちゃの頭が突然取れてそのまま飲み込まれてしまった事件
- 生後5ヶ月前後のときに犬風邪になってしまった
- ドッグランで他の犬に噛まれて押し倒されて足を負傷してしまった
- 突然の血便で体調不良
本来であれば若いワンちゃんが病院に通うことはほとんど無いので、毎月医療費を貯金していくつもりだったのですがうちのコーギー犬のロックはワクチン+狂犬病予防注射を受けてからも色々あって毎月に病院に行っていました。
その為、最初に用意していたロック用のお金もどんどん無くなっていき「もしここで大きな病気やケガをしたらお金払いきれないのでは?」と心配になった為、保険に入ることを検討しました。
最終的には保険を抜けることを考えている
ペット保険の恐ろしいところはやむ終えずに更新を断られてしまうかもしれないというところです。これは本当に恐ろしい。
大きな病気やシニア期に断られてしまった場合には相当な影響が出るのが簡単に想像がつきます。『正直ペット保険はどこまで当てにして良いのか分からない』のです。
その為、我が家ではペット保険に入りながら医療費を5歳までに500,000円貯め、そこからはペット保険は抜けて10歳まで毎月10,000円を貯金。10歳までに合計1,000,000円以上のお金を医療費として貯めようと考えています。
コーギーのペット保険を選ぶときに注目したいポイント
何を基準にしてペット保険を選んだら良いのか分からない方も多いでしょう。コーギー向けのペット保険を選ぶときに注目したい部分は下記の通りです。
- コーギーがかかりやすい病気やケガに強い内容かどうか
- 毎月の支払額を確認する
- 加入条件を見る
- 補償開始はいつからか確認する
- 「賠償責任特約」「火葬費用特約」があるか
- 窓口清算に対応しているか
- 付属のサービスを確認する
コーギーかかかりやすい病気やケガに強い内容かどうか
犬種毎にかかりやすい病気やケガというのがあります。コーギーはその特徴的な体型から足腰が弱りやすく、また皮膚病にもかかりやすいと言われています。注意したい病気とケガは下記の通りです。
- 椎間板ヘルニア
- 変性性脊髄症(通称DM病)
- てんかん
- 急性湿性皮膚炎
- 尿路結石
せっかく保険に入ってもかかりやすい病気やケガを補償してくれなかったら意味がないので、上記のような病気やケガも補償範囲なのか確認したいところです。
毎月の支払額を確認する
保険料は最初は安いかもしれませんが毎年少しずつ上がっていくのが基本です。数年先の保険料も確認してしっかりと払っていけるのか確認をしましょう。
確認するときには毎年の保険料を確認するだけでなく『生涯で合わせていくらのお金を払うのかも確認するとより明確に保険料の差を見比べることができる』ようになります。
加入条件をみる
「このペット保険良いな」と思っても、加入条件によっては断られてしまう場合があります。加入条件は前もって確認しておきましょう。
また更新可能年齢のチェックも必須です。基本的には更新に対して年齢上限はありません。だからと言って確認を怠ると後で更新ができなくて困ってしまう場合があります。その様なことが起きないように必ず更新可能年齢もチェックを入れましょう。
補償開始はいつからか確認する
ペット保険は加入から補償開始までに少しの期間や補償開始までのルールがある場合があります。基本的には加入してすぐ補償が開始されるわけではありません。
どれくらいの期間を経て補償が開始されるのか必ずチェックを入れましょう。
「賠償責任特約」「火葬費用特約」があるか
保険によっては「賠償責任特約」や「火葬費用特約」といったものがセットでつけられる可能性があります。特に大きいのが「賠償責任特約」です。
『賠償責任特約は飼い主がワンちゃんの行動で賠償責任を負ったときに経済的な負担をカバーしてくれるといった補償』です。ワンちゃん同士の喧嘩で相手のワンちゃんにケガを負わせた場合や、誰かを噛み付いてしまった場合などにも補償対象となります。
ワンちゃん同士の喧嘩によるケガや人を噛み付いてしまった場合のケガなどは損害賠償が数百万にもなる場合があるので付けられるのであれば付けておいた方が安心でしょう。
火災保険や自動車保険などで個人賠償責任補償がある場合には補償が重複して保険料の無駄払いになってしまう為、スルーしても大丈夫です。
窓口清算に対応しているか
ペット保険には具体的に2つの保険金請求方法があります。まず1つが窓口清算型というもので、病院での会計のときに保険を使えるものになります。その場で保険適応された金額を支払うことができるので分かりやすいですし、その場の支払いも少なくできて良いですよね。
2つ目が後日請求型というもので、その名の通り自分自身で後日かかった費用を加入している保険会社に請求するものになります。
窓口清算型の方が分かりやすく手っ取り早いですが『後日請求型が多いのが現状』です。窓口清算に対応している保険会社を選ぼうとするとかなり限られてしまうので注意しましょう。
付属のサービスを確認する
保険によってはサービス内容にその他のサービスが付いている場合があります。例えば24時間獣医に相談チャットや電話をすることができるサービスなど。
初めてワンちゃんと暮らす場合には不安も多いと思いますし分からないことも多いと思うので、そういったサービスがあるものを選ぶのも1つ手かもしれませんね。
僕も24時間獣医に相談できるサービスを利用したことがあるのですが、行きつけの病院は夜はやっていませんし本当に助かるサービスだと思いました。
コーギーにおすすめのペット保険ランキング
コーギーのペット保険を選ぶときに注目したいポイントに則っておすすめのペット保険をランキング形式で紹介していきます。
各項目でコーギーがなりやすいと言われている病気やケガについて補償範囲内なのか範囲外なのか公式に問い合わせした上で記載しました。
補償範囲内であっても『保険金の請求が通るか通らないかは各保険会社が審査を行って判断するので絶対に請求が通るわけではない』という点にご注意ください。
1位:ペットメディカルサポートのPS保険(バランスが良いペット保険)
ペットメディカルサポートが取り扱っているペット保険になります。一言でいえば大変バランスの取れたペット保険でコーギーはもちろん、コーギー意外の犬種でも満足度の高いペット保険になります。
補償開始までの待機期間もなく保険料も割安。その上、補償内容も充実しており獣医に相談できるサービスも付いています。『補償割合も50%、70%、100%から選べるのでいざという時に大きく備えられる』のも良いですね。
保険金請求時の対応も良いと言われており、全てにおいてバランスの取れたペット保険と言えそうです。迷ったらPS保険を選んでおけば間違いないでしょう。
コーギーがかかりやすいと言われている病気やケガが全て補償範囲に入っている上に『車椅子の費用も請求できるので至れり尽くせり』です。
メールでの問い合わせのお返事もとても丁寧に返していただき、大変好感の持てるペット保険屋さんでした。
保険の種類 | 少額短期 | 加入可能年齢 | 生後30日〜8歳11ヶ月 |
更新可能年齢の制限 | 終身 | 振込方法 | クレジットカード、口座振替 |
支払い方法 | 月払い、一括 | 基本補償の範囲 | 通院、入院、手術、車椅椅子費用 |
補償割合 | 50%、70%、100% | 清算方法 | 後日 |
日額上限と回数制限 | 通院:年間20日、1日1万円まで/入院:年間30日、1日2万円まで/手術:年間2回、1回10万円まで/車イス費用:10万円まで | 賠償責任特約 | – |
火葬費用特約 | ○ | 割引制度 | ネット申し込み割引 |
獣医師相談サービス | ○ | 加入方法 |
ネット、郵便 |
椎間板ヘルニア | ○ | DM病 | ○ |
てんかん | ○ | 急性湿性皮膚炎 |
○ |
尿路結石 | ○ | 歯科治療 | ○(予防を目的とした費用は補償の範囲外) |
\ 公式サイトはこちら /
2位:FPCのフリーペットほけん(保険料が良心的!)
FPCのフリーペットほけんは、保険料が好評のペット保険です。4歳以下の中型犬(コーギー)の場合は『補償50%で月1,590円。70%補償のプランでも月1,950円』ほどです。かなり良心的な価格をしていますね。免責金額もありません。
保険料が少ないと補償範囲も狭いのかなと思いますが、そんなことはなくしっかりコーギーがなりやすいといわれている病気やケガにも対応。なるべく保険料を抑えたい場合にはとても魅力的なペット保険と言えるでしょう。
残念なポイントを上げるとすれば、PS保険は車椅子も補償範囲なのに対し、FPCのフリーペットほけんに関しては車椅子に関しては何も書かれていないことですね。
PS保険とFPCのフリーペットほけん、どちらがコーギー向けなのかといったら『PS保険の方がコーギーに対しては補償が分厚い』ように思います。
保険の種類 | 少額短期 | 加入可能年齢 |
生後30日〜9歳 |
更新可能年齢の制限 |
終身 |
振込方法 | クレジットカード、口座振替 |
支払い方法 | 月払い、一括 | 基本補償の範囲 | 通院、入院、手術 |
補償割合 | 50%、70% | 清算方法 | 後日請求 |
日額上限と回数制限 | 通院:年間30日、1日12500円まで/入院:年間3入院、1入院あたり125000円まで/手術:年間1回、1回10万円まで | 賠償責任特約 | – |
火葬費用特約 | – | 割引制度 | – |
獣医師相談サービス | – | 加入方法 | ネット、郵便 |
椎間板ヘルニア | ○ | DM病 | ○ |
てんかん | ○ | 急性湿性皮膚炎 | ○ |
尿路結石 | ○ | 歯科治療 | ○(歯石取りと歯切りは補償範囲外) |
\ 公式サイトはこちら /
3位:アクサダイレクトのペット保険(補償内容が充実!)
チャットで問い合わせさせていただいたのですが、とても丁寧な対応をしていただきとても好感が持てました。
PS保険やFPCの保険と同じようにコーギーがかかりやすいと言われている病気やケガは全て補償範囲内になります。PS保険やFPCと違う大きなポイントは、
- 年間支払限度額までは日額いくらまでといった上限や1年間に保険金を請求できる回数に制限がない
- 獣医師相談サービス付きで賠償責任特約(1回の事故につき1,000万円まで補償)もつけられる
の2点になります。『通院でも30,000円以上を超えることは珍しく無いので、日額上限がないのはとても良心的』です。年間の上限はあるので多用は厳禁ですが。
また獣医師相談サービス付きで賠償責任特約を両立できるのはPS保険、FPC、アクサダイレクトのペット保険の中ではアクサダイレクトのみになります。
保険の種類 | 損害保険 | 加入可能年齢 |
0歳〜8歳 |
更新可能年齢の制限 | 50%プランは年齢制限なし、70%プランは満10歳まで。満11歳からは50%プランになる。(継続時にそれぞれ審査あり。) | 振込方法 | クレジットカード、口座振替 |
支払い方法 | 月払い、一括 | 基本補償の範囲 | 通院、入院、手術 |
補償割合 | 50%、70% | 清算方法 | 後日請求 |
日額上限と回数制限 | 年間支払限度額まで上限なし | 賠償責任特約 | ○ |
火葬費用特約 | – | 割引制度 | ネット申し込み割引、無事故継続割引、マイクロチップ割引 |
獣医師相談サービス | ○ | 加入方法 | ネット、郵便 |
椎間板ヘルニア | ○ | DM病 | ○ |
てんかん | ○ | 急性湿性皮膚炎 | ○ |
尿路結石 | ○ | 歯科治療 | × |
\ 公式サイトはこちら /
その他のペット保険は一括比較できるサイトが便利
他の保険もしっかり比較して検討したいという方も多いでしょう。実は気になるペット保険を一括比較して1回の情報入力で気になるところ全てに資料請求することができるサイトがあります。
\ 比較サイトはこちら /
特に費用がかかることなく保険料なども年齢毎に一括比較することもできますので、とにかくたくさんのペット保険を比較して検討したいという方は参考にしてみてください。
【まとめ】ペット保険は必要?足腰が弱いコーギーにおすすめのペット保険を紹介します!
ペット保険はそれほど必要性は高くありません。でも十分な備えが無い状態であったり、頻繁に病院に行くことがある子の場合は保険に入っておいた方が負担が減り安心感があると言えそうです。
おすすめのペット保険は総合的に見ると『ペットメディカルサポートのPS保険』が最もコーギー向けの保険といった印象です。コーギーがなりやすいと言われる病気やケガが補償範囲なのは勿論『車椅子の費用も請求できるのはとてもポイントが高い』です。
ただし賠償責任特約はないので、愛犬が他の人やワンちゃんをケガさせてしまったときの為に別の保険などで賠償責任特約をつけておく必要はありそうです。
以上!コーギーとペット保険についてでした。最後まで読んでくださりありがとうございます♪